屋根塗装はプロに相談しよう!

屋根塗装に火災保険は使えるのか

屋根塗装に火災保険は使えるのか 屋根塗装の工事費用を火災保険を使って賄えるかどうかは、屋根塗装をするに至る原因や実施する工事の内容が損害保険の適用範囲にあるかどうかで決まります。もし、範囲に含まれていれば加入している損害保険会社に請求をすれば、保険金が支払われて屋根塗装の費用にあてられます。
火災保険で補償が受けられる損害は火災・落雷・爆発・風災・雪災・水災が基本で、プランによっては外部から受けた衝撃も補償対象に含まれる場合があります。地震による被害は、地震保険にも一緒に加入した場合に補償の対象になります。
屋根塗装の例だと、台風や豪雨で破損した場合や、雪の重みで歪みや崩壊が生じたりした場合、空から物が落ちてきたり、近くの電柱が倒れてきたことで屋根に被害が出た場合は支払われる保険金で塗装工事ができるケースに該当します。
補償で屋根の塗装ができるかどうかを詳しく知りたいのであれば、加入している損害保険会社や弁護士などの専門家に尋ねてみましょう。

屋根塗装の費用を確定申告するときの注意事項

屋根塗装の費用を確定申告するときの注意事項 基本的に、アパートなどを経営している人は屋根塗装を行った場合に確定申告をしなければなりません。その際に覚えておくこととして、申告する項目は用途により修繕費・資本的支出の2種類に分けられる点を覚えておきましょう。それぞれ、控除方法が異なります。
まず、資本的支出と判断された場合においては減価償却扱いとなります。簡単に資本的支出を説明すると、建物の価値を高めるために要した費用を指しこちらに該当するケースでは既存の塗料からグレードを上げて断熱性や耐久性を上げたりあるいは防水性能などを強化した場合を指します。
もう一つの修繕費は、塗装した目的が建物の維持や回復とみなされる場合に該当する項目です。
確定申告の際には、目安として屋根塗装の費用が20万円未満であり修繕周期が3年以内に当てはまる場合は修繕費で計上した方が節税になります。それ以外の場合には、資本的支出で計上しましょう。
減価償却に該当する場合、数年かけて費用を計上していく仕組みとなっているため利益の少なかった年は翌年に繰り越せるメリットがあります。